自分で考える大切さ

最近は自分の頭で考えることの大切さを説かれることが増えてきたように思います。
「テレビはスポンサーの意向にそっている」などは3.11後、特に言われるようになりましたね。

ただ、このことはテレビだけに限りません。
証券会社だって、リスクの説明は目立たないようにしてリターンばかりを強調して宣伝します。
投資をすすめる本の著者もそうです。「預金では利息はつかない。投資をしたほうがよい」と言いながら今は投資のタイミングではないとして預金と国債、外貨のみで運用している有名な著者もいます。

分散投資や積立投資、ネット証券の利用についても、自分できちんと裏を取る必要があります。
「誰かのブログに書いてあったから」
きっかけはそれでも良いとおもいますが、最後は自己責任です。
そのブロガーはアフィリエイト目的でネット証券を勧めているだけかもしれませんよ。
ネット証券にも悪評はいろいろあります。
たとえばこの記事など。

インデックス投資をするにしても、きちんと目論見書を読んでいますか?
手数料が安いという理由だけでポートフォリオに組み込んでいませんか?

貯金よりも投資の利回りがいい、期待リターンは7%だと言っても、それは過去何十年かの結果です。
今後何十年間はマイナスということだって十分ありえます。
なんとなく、期待値がプラスだからと安心していませんか?
60歳になった時に元本がマイナス30%でも後悔しないと言い切れますか?
今日のブログは自分への戒めのために書きました。